2004年1月、アメリカでセンセーショナルなドラマがスタートした。
主人公はロサンゼルスで暮らす都会的な美女たち、それぞれに仕事や悩みを抱えながらも、彼女たちは仲間とお気に入りのカフェでおしゃべりに花を咲かせている。その姿はどんな街でも見られるありふれた風景だ。ただひとつ違うのは、彼女たちがレズビアンだということ。本作『Lの世界』は、ドラマ史上初めて本格的にレズビアンの世界を描いたドラマであり、レズビアンの本音にズバリと切り込んだディープな世界を垣間見せてくれる。
これまで映画やドラマで描かれてきたゲイと言えば、コミックリリーフ的な立場が多くステレオタイプなものに陥りがちだったが、このドラマは違う。本作のプロデューサーであるアイリーン・チェイケンの実体験が元となっているこのドラマは、スタイリッシュかつエロティックにレズビアンの世界を描きながら、それでいてリアリティにも富んでいる。しかも9人いる脚本家の内8人がレズビアンと言うだけあって、ドラマに登場するエピソードは実際に体験した出来事を反映しているものが多いとか。
レズビアン独特の世界観に加え、彼女たちのウィットに富んだ会話やレズビアンによるレズビアンへの鋭い分析には感心したり驚かされたり、知的好奇心を刺激されることもしばしば。またゴージャスな美女たちが繰り広げるなまめかしいレズビアンの世界は、禁断の世界を垣間見るスリルも与えてくれる。
その一方で、リアルなレズビアンの世界にあるのは誰にでも当てはまる当たり前の日常。彼女たちは普通に恋をし、普通に仕事をし、普通に悩みを抱えている。そこに性別は一切関係ない。そういった所に大きく共感を覚えるだろう。
知性と感性が刺激される大人のためのとっておきのドラマ、それが『Lの世界』だ。
皆さんご存知ですか?
いよいよ明日見ることができます。
私もLAで、少し見ましたが、どうしてもすべてみたかった作品です。
かなり私は期待大!!!!
早く全シリーズみたいよ。。。。。。